導入のきっかけと導入前の課題
小林クリエイトでは約1,500名の社員の中で、1/3にあたる500名弱が営業担当として、顧客への提案をはじめとした積極的な営業活動を推進しています。その取り組みとメールのセキュリティに配慮するに至った背景について、システム開発部の高原宏彰部長は、次のように切り出します。
「当社では早い時期から電子メールを初めとしたイントラネット環境を整備してきたので、日々の連絡や通達に電子メールを利用することが、社員にとっては当たり前になっていました。そのため、社内ではグループアドレスを利用したり、Ccで関連する担当者に同報送信したり、といった使い方が一般的になっていました。
しかし、外部とやり取りが多い営業担当者が、業界の集まりやワーキンググループなどに参加したときに、社内と同じような感覚で関係する外部の方のメールアドレスをCcに入れてしまうことがあったのです。
そんなときに、社内のCSR部門が中心になって、Bccを利用するようにという啓蒙活動を推進したのですが、個人個人の注意力に頼るだけでは、十分な対策ができないだろうと危惧していました」
小林クリエイト株式会社
システム開発部 部長
(IT推進・IT開発・医療開発・FPS開発)
高原 宏彰氏
